天使と悪魔

 

天使と悪魔。

 

宗教的な教義だと天使は善の存在、悪魔は悪の存在。

なんだかしっくりこなくて少し調べてみたらこんな考え方に遭遇しました。

 

それは。

 

天使も悪魔も同じエネルギー。悪魔の方が天使より少しだけ、光、愛の少ない状態だというもの。

なんと !  私にはかなり響く考え方です。

 

天使は愛そのもの。悪魔は少しだけ愛のレベルが下がって恐れのレベルが上がってしまった「天使」だと言うのです。悪魔の出現時、私たちはその「悪魔という名の天使」に光や愛を与えることができます。すると「悪魔という名の天使」はやがて「天使」に戻れるんだそうです。悪魔は私たちの中から愛と光を引き出すための存在なんだとか。そう、大きな目でみると悪魔も愛の存在そのものだということです。

 

この考え方、決して宗教的な教えを否定するつもりではなく、自分の心が軽くなる考え方としてなかなか素敵だな、と感じています。個人的な考え方なのでそのくらいの感覚でご覧になってください。

 

天使はもちろん天使。

悪魔も天使。

 

悪魔はいけないものだから、と排除するのではなく、悪魔にもその意味、意義、価値があるので上手に溶け合おうという考え方。

 

そもそも「天使」とは天の遣い、つまり神さまからの遣いという意味の言葉です。

 

私はこれも少し引っかかるのでなぜなんだろうと考えてみました。すると神さまの遣い、天からの遣い、というのは神や天を私たちとは違うものと分離して考えているものなのかもしれないなと感じたのです。

 

神さま。

 

私の今の感覚では私たちの中に神さまがいるし、私たちは神さまの一部だし、私たちを通して神さまのエネルギーがあらわされているのではないか、とそんな考え方にたどり着いています。この時の神さまは人格神的神さまではなく、源だったり、大いなる光だったり、どちらかというと宇宙全体、のような感覚です。その全体そのもののエネルギーとでも言いますか。

 

もしかしたらこれはかなり日本人的感覚なのかもしれません。

 

日本人の中には八百万の神さま、という考え方がその奥深くに潜んでいますね。森羅万象、どんなものにでも神さまとしての霊魂が存在しているという考え方です。私たち一人一人が神さまの分け御霊・わけみたまという考え方。だから食べ物を食べる時に、「その命をいただかせていただきます」という意味で「いただきます」の挨拶をするんだそうです。食べ物そのものが神さまの命そのものだから。

 

これは神道と呼ばれる日本特有の神さま観によるもの。今の日本人はほとんどが無宗教なのですが根本的にこの神道の考え方の中でこの国の文化が培われてきています。

 

「神さまなんているわけないじゃない ? 」と感じる場合でも、どこかで八百万の神さま的感覚に守られているところがあるということなのでしょう。

 

私たち一人一人が分け御霊だとするとそれはすなわち神さまの子どもという捉え方もあり、神さまとは大いなる繋がりがあると感じてしまうのはもしかしたら私たちが日本人だからなのかもしれません。この考え方と傾向が似ているのがインドの民族信仰「ヒンドゥー教」です。

 

「ヒンドゥー教」についてはまた別の機会にお話させていただきます。

 

いずれにしても天、神と私たちは同一のもの、繋がったもの。

 

そう考えると本来天使は「天志」なのではないかと感じるのです。天、あるいは神さまの志そのもの。すると「天志」に良い、悪いがあるはずもなく、「天使の一つとしてのあらわれである悪魔」も当然「天志」なのだと自然に感じられる気がします。

 

すべてが神さまの分け御霊だとしたら、私たち一人一人も「天志」のはず。姿形は違うけれど、みんな神さまの子どもなのかもしれませんよね。

 

当然というか動物君、ペット君は「天志」ちゃんです。

彼らに良い、悪いはありません。

彼らはみんな愛の存在、光の存在。

 

だとすると私たちもみんな愛の存在、光の存在。

 

その視え方が一様ではないだけ。その一人一人の「天志」エネルギーがたまたま「天使という名の天志」エネルギー、「動物という名の天志」エネルギーなどさまざまなエネルギーと遭遇し、共鳴・共振・融合しあうことで天の意図する喜びを創造させてもらえているのではないでしょうか。

 

この世に命あるものすべて「天志」なのです、きっと。

 

これを突き詰めていくと「ワンネス」が観えてきます。

「ワンネス」、これもまたじっくりお話したいテーの一つです。

 

 

数年前知人に言われたことが引っかかっていました。彼女は「天使系って悪魔をやっつけて自分だけが正義とする考え方だから攻撃のエネルギーを感じる」と。その時にはうまく説明できなかったけれど今なら彼女に「そんなことないと思うよ」と、当記事に書いたようなお話をサラッとできるかもしれません。

 

宗教観と文化はとても密接な関係にあります。自分とは異なる宗教、文化の人たちの気持ちも考えながら、さりげなく自分の思いをでもしっかりと伝えられるようになるといいですね。

 

こんな思いにさせてもらえたのも「天志」である「天使」ちゃんのお蔭なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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