リスペクトとディスリスペクト

リスペクト。

 

敬意を表する。尊敬する。尊重する。

 

ディスリスペクト。

 

見下す。軽視する。軽蔑する。

 

日本では「ディスる」という俗語で浸透していますね。本当の意味、知らなかったけど 笑。

 

これほど「鏡の法則」がわかりやすい言葉はないのではないでしょうか。

 

人を見下す、軽視する、軽蔑する。

 

それって自分を見下し、軽視し、軽蔑していることのあらわれです。

 

「私ってヤなやつ。トコトン軽蔑に値する」

 

そういう想いを抱き、けれどもそれを感じたくない人が他者に対して、

 

「あの人、ヤなやつ。トコトン軽蔑に値する」

 

という言葉を投げかけて、自分自身の気持ちを投影しているに過ぎません、無意識のうちの行為です。

 

そもそも私たちは自己否定が強ければどうしても他者も否定しがち。

同じ理論です、上記の説明と。

 

逆に自分を肯定できる人は他者も肯定できやすくなり、当然そこには「ディスる」行為は発生しません。

心の底から敬意を表したり尊重したりができるようになります。

 

ディスのエネルギーは攻撃性を伴います。

ホルモンで言うのなら不快ホルモン優位。

いつもいつもディスる習慣のある人は、心が緊張状態で血管も収縮しがち。

結果、体調を崩したり、病気になったりしやすくなる傾向がみられます。

 

すごくシンプルなこの仕組み。

 

すぐ見直せますね、向き合うことができますね、自分自身と。

 

自分に敬意を表することができるか、尊重できるか。

そして慈しむことができているでしょうか。

 

Yesと答えられるのなら、あなたの人生はきっとスムーズに進んでいます。

 

Yesと答えられるけれど、人生に何かのつまりがあるのなら、その「Yes」自体に何かの引っ掛かりがある可能性があります。

 

つまり自分の本心と向き合うことができていない。

 

簡単なチェックポイントとして私自身覚えておこう。

 

人のことを軽視していないか。人のことを心から慈しんでいられるか。

その人の存在を大切なものと尊重できているのか。時に尊敬できるか。

 

口先だけで綺麗な言葉を並べる自称「良い人」にならないように。

 

「良い人」より「〇い人」を目指して。

 

ここでの「〇」は温厚という意味ではなく、すべてを包括して受け容れることのできる「〇」い人。

自分も人も受け容れて慈しんで。

 

もし「リスペクト」より「ディスリスペクト」が勝っていても自分を責めない、罪悪感を感じない。

自分自身に向き合うチャンスが続々と訪れているに過ぎないから。

その事実に向き合うことができただけでミッケモノだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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