母性・父性のバランシングを楽しむ

直感、直観。

 

どちらも右脳の得意分野、のはず。直観はどうなんでしょう。

 

右脳はいわば女性脳。感覚的、どこまでも。

 

これは母性、女性性と関係しています。

 

私は右脳派。直感的にとらえて感覚的に処理するタイプなんだとか。いつもお話しているように私たちには女性性と男性性が備わっています。どんな人にも。当然、脳も右脳と左脳とがあります。

 

ところが今までの私は左脳が右脳を抑圧していて、「そんなことを感じるなんておかしい」とか「こんなことを言ったら変な人だと思われる」と、自分の直感を否定することも少なくありませんでした。左脳はいわば男性脳。

 

今年に入ってセッションを重ねる中で、かなりの率で「ドンピシャ」ということが増えてきました。

 

占いではないので当たった、外れた、という類のものではないんですが、今までだとわからなかったものがさぁっと自分の中に浮かびあがってきてくれる感じです。

 

これは何なんだろう、と客観的に考えてみると、私の中の右脳が本来の力を発揮できるような環境が整いつつあるのではないかとそんな気がしました。

 

先ほど、自分の利き脳はどちらなのか、改めて調べてみたら「右脳」と出て「ホッ !」。

 

ふと想い出したのは、昨年末に読んだある本ではまったく逆の理論が書いてあって、少なからずショックを受けたのです、つまり私は「左脳型」と。

 

右脳が良くて、左脳がいけないという意味ではなく、私はずうっと右脳型だったのに、いよいよ自分の抑圧はそこまで強くなっていたのか、という深いショックです。おまけにどう考えても左脳派の主人が「右脳型」と。

 

なるほど。

 

その本はアマゾンのレビューも良く、視点も斬新。本来なら私にはドストライクなはずの内容なのに、読んでみて何かがシックリこない。綺麗な言葉を使っているし、理論はわかる。でも何かが違う。

 

謎が解けました。

 

その著者の方は一見右脳派を装っていますが、ものすごい左脳派なんです。左脳を使って、いかにも右脳派という内容の本を書いている。おそらく無意識の中でのこころと言葉のエネルギーのアンバランス。

 

またまた「ホッ !」。

 

最初にその本を読んだ時、「何かが違う」と感じました。それが私の直感。「違う」というのは私にとって「欲しい情報とは違う」「合わない」という意味で正誤の誤り、とか「良い」「悪い」などのジャッジの意味ではありません。ところがその後で、私はこの人に嫉妬しているのかな、とか私の感性は人と違いすぎるのかな、とエゴが爆発したんです。それこそが私の「左脳」ちゃんのしわざだったんですね、右脳を押さえつけてやる、という。

 

今、わかったのは、その人はちょっとしたところでほころびを出した。それは「右脳派」「左脳派」の解釈をどこかで間違えたという点。そのほころびは、その人の潜在意識の力によるものでしょう。

 

潜在意識はその人の真の姿を映し出します。右脳派であればあんな間違いはしない。頭で得た知識だから間違えたんですね。

 

これはその方をジャッジしているのではなく、はじめてあの本が私の所にきてくれた本当の理由がわかったよ、というお話です。それにその人の人間らしい側面が視えてきて、なるほど、自分を時流にあわせてみせたかったのね。だからアンバランスになっちゃったんだ、と自分自身も同じ書き手として、そうならないようにという良い意味での戒めをもらえたな、という感覚。

 

私の左脳、男性脳は今まで私の右脳、女性脳を抑圧しようとする力が強かった。右脳は左脳に抑圧されるがままになることも多かった。

 

それが今、お互いにパワー・バランスを良い塩梅に落ちつけようとお互いの関係を楽しみ始めた。

 

対立、抑圧、支配、隷属の関係から良い意味でのライバル、そして尊重、協調の関係へと少しずつ変化を見せてくれているようです。

 

お互い共に手をとり仲良くしよう、前進しようと。

 

私の人間関係にも大きな変化があらわれそう。

 

その予感は昨年末からあったのですが、ここにきてかなり強く感じています。形にとらわれた既存の概念での人間関係は私自身が私を抑圧してしまい、「歓び」の関係にはならない、と。そういう関係も今までは必要だった。これからは「歓び」の関係にシフトする。

 

これも「直感」の働き。いえ、「直観」かもしれませんね。

 

このタイミングで同じように感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

お互い自分の感覚を大切に味わっていきましょう。

 

今まで虐げてきたのは自分自身だから。自分自身で労り、慈しみ、関係を修復してベストのパートナーになれるようにハートの声に誠実に耳を傾けて。

 

自分自身を尊重し、大切に育む。自分自身の種まきは終わりました。あとはどうやって芽吹かせるか、どうやって花を咲かせるか、大いに楽しんでいきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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