河津桜が咲きました !

やっと咲いた。

 

マンション内の植栽の河津桜。

 

花は三つ。

 

それだけでものすごく嬉しい。

 

河津桜の花言葉はいろいろあるけれど、その中で、これは、と思ったのは「精神美」。

 

いかにも桜らしい花言葉だ。

 

花言葉ってたいてい綺麗なものが多いので、この「精神美」も麗しいけれど特別感はない。

 

今年はそれに+α、「精神悪」とか「精神醜」も加えておこう。

 

この発想は二年くらい前までにはなかったもの。

 

光、が好きだったから。

 

けれど、光には必ず影がついて回るし、闇があるから光の明るさがわかる、という両極性の世界のおもしろさを知ってしまったら、「精神悪」や「精神醜」もまた「精神美」の一部と感じられて得した気分だ。

 

「精神美」だけが麗しいと感じていた頃より、世界が立体感を帯びた気がする。

 

私たちは誰でもそうなんだけれど、「絶対善」という人も「絶対悪」という人も存在しない。100%善なんてあり得ない世界。

 

それなのに「善い人になろう」と言われ続けて、自分でも善い人になったような錯覚に陥って。

 

それが錯覚だと気づいた時のショックは相当なもの。

 

けれど一旦受け容れ癖が付くと、自分の中の闇とか悪とか、そういうもの一つ一つがものすごく大切に想えてくる。

 

私は小さい頃から「善い子」でいようと思い続けてきた。大人になっても悪人よりは善人でいたい、と。

 

そしていつしか、ちょっと「善い人」に傾きかけたと思ったけれど、現実は違った。かなり闇が深くて、相当いやなヤツだと気が付いた。

 

ホッとした。それが当たり前だと説いている人はたくさんいたから。

 

私だけじゃないんだ。時々善い人にもなるし、同じくらい悪い人にもなる。

 

それでいいんだ、それが普通なんだ、と。

 

善悪だけで物事を判断し続けてきた私には、意識の切り替えは相当に難しい。今でも時々、「これは善」「これは悪」と無意識のうちに判断している自分に出くわす。

 

例えば桜の花言葉「精神美」は「善」で「精神醜」は「悪」というように。

 

たとえ、善悪があったとしても、それも絶対的なものではなくて、視る人が視たら、その価値はまったく反転することだって出てくる。

 

そう思うことでやっと少しだけ、世界に色がついてきた。

 

河津桜の「花言葉」は、こんなにもストーリー性を膨らませてくれる。

 

それが「精神美」の意味なのだろうか。

 

マンション内と言っても、河津桜の植えてあるところは、私の住んでいる所から少しだけ距離がある。明日からまた河津桜に逢いに日参するんだろうな。

 

こころを少しだけ膨らませられるように。

 

桜が大好きで大好きでたまらない。その分きっと桜に怖い想い出もあるのだろうけれど、きょうのところは「大好き」でとどめておこう。

 

 

 

 

 

 

 

※ 追記

 

きょうは、ですます調はお休みです。

 

何だかクソまじめに生きてきちゃったな、とふと、そんな気持ちが浮かんできました。

 

私は元々、結構な変わり者で、よく言うと独創的な性格でした。

 

小さく小さく枠におさまってきてしまった感が爆発しています。

 

そろそろはじけてもいいんじゃない ?  変わり者 ?  大いに結構、みたいな感じ。

 

リビングのソファでくつろいでいたら、愛猫・海・うみが私のお腹にのっかってきて、胸に向かって「フミフミ」を始めます。

 

なんでもこれは赤ちゃんの時のことを想い出してのことなんだとか。調べていないので、記憶はあいまいですが。

 

海・うみはしょっちゅう「フミフミ」をするタイプではなく、したとしても一人で毛布の上で、が多いコです。

 

たったこれだけのことで私は癒やされまくり。すごいご褒美をいただいちゃった気分です。しかもお顔を私に向けて。海・うみのお鼻はピンク、桜色。

 

ピンク。

 

そして赤ちゃんの頃、が今回のキーワード。

 

ピンク、女性性の色。

 

赤ちゃんの頃はインナー・チャイルド ?

 

すべては内、ですよね。うちには裡・うちという文字もあるとのこと。意味は「その状態のまま」。

 

全受容、が海・うみのメッセージ、みたい。だから癒やされる。

 

ハートのエネルギーは「受容」と響き合うから。

 

 

 

 

 

 

 

 

※ 追々記

 

桜に関する「怖い」記憶。

 

短命で終わること。命のはかなさ。

 

命の質、濃さ、ではなく、長さでその価値をはかっているから。

 

命の価値を「こちら」だけだと捉えているから。

 

「こちら」の、眼に視える世界だけを感じているから。

 

これ、多分、集合意識です。けれど私の意識でもある。

 

 

 

 

 

 

 

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