敗北感、敗北主義を感じつくす

敗北感、敗北主義という概念が突然浮かんできました。

 

この手の一見「負」の感情が飛び出してきた時は、実は「チャンス」でもあるのです。

 

「負」の感情はたいていの場合、良くないもの、感じたくないもの、さらに恐怖を感じるものであることが少なくありません。

 

この世界に、両極性の大原則があると考えるのなら、良くないものは「良いもの」の裏エネルギー、感じたくないものは「感じたいもの、喜ばしいもの」の裏エネルギー、恐怖は「希望、愛」の裏エネルギーであることがおわかりになるのではないでしょうか。

 

また、エネルギーには「山と谷」の法則があって、山が大きければ谷も深くなる。例えば、震災などの災害は規模が大きければ大きいほど破壊力が大きくなると同時に、そこからの復興・再生に向けた人々のエネルギーはものすごい大きなパワーになります。

 

ということは、一見「負」を感じきると、それは必ず一見「正」に転じ、しかも「負」のエネルギーが強ければ強いほど、転じた「正」のエネルギーもまた強くなるということです。

 

私の中に浮かんできた敗北感、敗北主義はなかなか感じつくすことができませんでした。途中で「戦争」という言葉が浮かんできました。そう、日本は敗戦国。その時の敗北感は想像を絶するほどのものだったのでしょう。つまり、これは「集合意識」です。とてつもなく強いエネルギーが私の中をくぐり抜けていってくれたことになります。

 

「集合意識」につながると自己実現が進む。これは、深層心理学、分析心理学者ユングの提唱している理論です。

 

「敗北感」「敗北主義」のエネルギーが、私の「胸腺チャクラ」の中で渦巻いていました。チャクラはインドのヨーガの概念によるエネルギー・センターのこと。前々エッセイ『水子の霊を癒やして』でお話しましたが、その中で「胸腺チャクラ」は、愛と免疫力を司るチャクラだとされています。その愛は無我の愛。一般に言われるハート・チャクラは個人的レベルでの愛。「胸腺チャクラ」はどうやら、ハイ・ハート・チャクラとも呼ばれるようです。名前はどうであれ、無我レベルの愛を司るエネルギー・センター。

 

そのエネルギー・センターで強い「敗北感」と「敗北主義」が渦巻いたということは、私の胸腺チャクラは、一時的にものすごい恐怖に包まれた、ということです。同時にものすごい絶望感も感じました。

 

それがさぁっとその上のチャクラの方にすり抜けて行ってくれたということは、「敗北感」という台風が通り抜けて、台風一過の状態となり、そのようすは「無我の愛」という状況の青空になってくれたということが期待できないでしょうか。もちろんすべての恐怖や恐れが流れて行ったわけではないでしょうけど。

 

自分の中に、感じたくない感情が湧き出てきてくれた時こそ、それを感じつくすチャンスを同時に与えてもらっているということです。

 

逃げない。感じつくす。

 

このステップだけで、何か「プラス」「正」「光」の要素が増えるようになっています。

 

今回に限って言うと、「敗北感」「敗北主義」は私の一部でもあった意識なのでしょう。潜在意識ですね。知らないうちに「敗北感」を感じるような事実を引き寄せてしまっていたのかもしれません。

 

ということは、「敗北感」「敗北主義」を感じつくすことで個人的にもプラスの贈り物をいただけた。同時に「集合意識」につながるということは、エネルギー・レベルでの地球貢献にもつながります。地球のエネルギーのお掃除をさせてもらったということにつながるからです。

 

浮かんできた意識を感じるだけのことですが、その結果、効果は絶大です。

 

どこかで目にした情報ですが、私たちは前進する時は、一旦「負け」「敗北感」をしっかり感じた方が良いんだとか。そこで自分がそれまでの道筋の中で「いかに負けたか」を受け容れることで、次なる「勝利」の道筋がはっきりと映し出されるようになっているそうです。それを「過去の手放し」というようです。

 

この世にいらない意識や感情はないということ。意識や感情も生きています。それらを有効活用する術を私たちは叡智として授けてもらっているということなのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ 追記

 

今までの体験から、「集合意識」につながりやすい人とそうでない人がいるらしい、ということを感じています。どちらが良いとか、あるいは、どちらが優れているというお話ではなく、その人の個性、特徴として、ということです。

 

私の場合、どうやら集合意識につながりやすいタイプなのかもしれません。

 

集合意識につながりやすい人は、「憑依体質」だったり、「エンパス」だったりする可能性が高いとも考えられるような気がします。

 

その場合、外からのエネルギーを意識的にブロックする、という考え方が一つ。もう一つはあえて受け容れて、どんどん流すという方法があるとの情報を目にしたことがあります。

 

どちらが良いかは、その人によってだと思います。ケース・バイ・ケースでその対処法をお選びいただくと良いのかもしれませんね。

 

私は「流す」という方法が見つかって、かなり楽になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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