黒百合からのラブ・レター

地母神にたどりつきました。

 

昨年から私の意識は完全に「地母神」信仰でした。厳密に言うと、「信仰」という言葉でもない、「尊重」あたりが私の感覚に一番しっくりきます。

 

地母神というのは、一般的に「豊穣と多産」のシンボル。同時に、あちらの世界への平和な導きもしてくれる存在とされています。

 

そう、「生と死」を司る、母なる大地、母なる海、母なる川に宿る精霊のことです。この時の精霊の意味は「自然霊」の意味。人間になったことのない意識霊のようなものですね。

 

このように私の捉え方はいつもかなりバクッとしています。興味がある場合は、ご自身で調べていただくのが良いかと。私の捉え方には、私の潜在意識が反映しますから、「ウノミ」ではなく、ご自身で精査、あるいは「感じる」ことが大切なのかもしれません。

 

昨晩のこと。主人がパーティー会場から花束をもらってかえってきました。その中に「黒百合」があったのです。

 

「百合」と言えば、マリアさまに捧げられた花。捧げたのは、ガブリエル大天使とされています。天使系のお話が苦手な場合は、「適当」に捉えてください。

 

その意味は、「受胎告知」。

 

けれどそれは白百合です。白百合ではなく、黒百合、というのが今回のポイントです。

 

ちなみに、百合そのもののメッセージには「誕生、神の御心、謙虚」などの概念があるそうです。

 

ネットで調べてみると、「黒」の持つイメージもあるのか、「恋」とか「呪い」というものが一般的で、私の中に浮かんだものとは異なるものばかりが見つかりました。

 

実は以前、「黒いマリア」という概念にたどり着いていたのです。「白いマリア」ではなく。

 

黒は不吉な色、白は清浄の色。こんな考え方がポピュラーですが、私にはそれもどうもピンと来ない。

 

黒には、すべての色のエネルギーがつまっている、ととらえる考え方があるんです。同時に白も。その視え方の違い、確か「光線」の違いだったと記憶しています。

 

つまり、白と黒は表裏一体。そのエネルギーは同じもの、だという説です。

 

黒百合は、黒いマリアさまに捧げられた花。

 

東洋起源の女神たちの元の姿も黒。エジプトのイシスも時に黒で表現されると言います。

 

その大元をたどっていくと、イナンナにたどり着きます。

 

地母神信仰のルーツ、それがイナンナとする考え方があるんですね。そのイナンナの系譜が、その時々の人々の潜在意識によって形を変え、時に、カトリックの「白いマリアさま」のように「視える」「感じる」時代があったということ。

 

そして、その地母神の宿る場所、それが母なる大地、もしかしたらそれをマザー・アースと呼ぶのではないでしょうか。

 

昨年、私に来ていたメッセージは「グラウンディング」の指示でした。大地につながれ、マザー・アースにつながれ、と。その実践の一つは、愛犬・華実とのお散歩です。今年14歳になる、シニアわんこの華実が、何も言わず、何も抗わず、私とのお散歩に付き合ってくれました。

 

華実のステップはどこまでも軽快です。

 

華実には、マザー・アースのエネルギーがわかるから。マザー・アースとの同調が得意だから、なのかもしれませんね。

 

そのお蔭もあるのか、華実は、今まで病気らしい病気にかかったこともなく、健やかな毎日を過ごしてくれています。

 

その源、それが「生と死を司る地母神」。その地母神が宿る大地の色が「黒」。

 

さて、百合には「大天使ガブリエル」の受胎告知の意味と共に、「復活」「神の真理」というような意味が託されているんだとか。

 

百合そのもののメッセージには「誕生、神の御心、謙虚」があるとお話しました。

 

ここでつながりませんか。

 

白ではなく黒が私のところに届けられたのは、キリスト教のマリアさまの前進である、大地の神としての「女神」意識が「再誕生」したよ、というメッセージなのではないでしょうか。

 

ここで「黒は正しくて白はまちがい」という意識は必要ありませんね。当然「白は正しくて黒はまちがい」もないように。

 

黒と白が一体化して、漆黒に輝く黒、になるのか、それともクリアな白に光輝くのか。

 

それは視る人の目、こころかな、によって変わるものなのでしょう。

 

その実体は、「一つ」。

 

私のところにきてくれた「黒百合ちゃん」、こんな解釈だけど、満足してくれるかな。

 

「誕生」の前に「聖なる死」があることは確か、ですね。

 

何が死んで何が生まれたのか。

 

あなたはどんな風に感じるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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