グロリオサからのラブ・レター

天分、華麗、頑強、堅固、光栄、栄光。

 

これらは「グロリオサ」の花言葉です。

 

グロリオサは百合の一種。英語では「fire lily 炎のゆり」と呼ばれ、まさしく「燃える情熱」という花言葉もあるんだとか。

 

先日、主人がパーティ会場から花束をもらってきました。

 

そのうちの一つが「黒百合」。黒百合のメッセージは地母神意識の再誕生では、とお話したばかり。

 

「黒百合」に負けず劣らず、強い主張をしている「グロリオサ」たち。

 

どの花言葉も力強いのが特徴的。

 

中でも「天分」「栄光」「燃える情熱」、なぜかハートに響きまくります。

 

一方、「頑強」「堅固」も気になります。

 

私は身体がものすごく「かたい」。それが大きなコンプレックスでもあって。けれど、身体がかたいのにはきちんと意味、意義があって、実は大切な何かを守るため、なのではないかと感じ始めていたところ。

 

そこに、「頑強」「堅固」と、否定的ニュアンスではない言葉たちがあらわれ、あれあれ、やっぱりこころを読まれてる ?  と感じるほどです。

 

わが家にきてくれたゴロリオサ、色は赤とオレンジです。

 

赤、の意味は「セックス」「情熱」「強壮」。

 

オレンジ、の意味は「温厚」「歓び」「創造性」。

 

前エッセイで『性の解放』というお話をしましたが、ここに赤、の「セックス」「情熱」がつながってきます。

 

また、オレンジの「創造性」、これは女性性に関係あり。

 

そう、赤とオレンジで「女性性」の本来の働きが始まるよ、大いに楽しんで、人生の歓びを、というメッセージを「グロリオサ」ちゃんが伝えてきてくれているんですね。

 

同時にやってきた「黒百合」ちゃんは「地母神意識の再誕生」を伝えてくれて、「グロリオサ」ちゃんは、まるでそれを後押しするかのようなメッセージ。

 

そう、今回の「黒百合」と「グロリオサ」はどちらが欠けても意味は100%にはなりません。逆に言うと、これこそ相互依存、協調、協力の関係です。

 

相互依存は共依存とは異なり、お互い自立したもの同士が、互いに互いを支え合い補強し合う関係のこと。

 

これぞ、女性性ならではの素晴らしい力です。

 

女性性が「協調、協力」の意識になれば、男性性だって「支配やコントロール、敵対心」という一方的な強さを誇示しなくて済むようになります。

 

穏やかな指導性、優しさに満ちた人道主義、といった、本来の、男性性の素晴らしさ、温かさが発揮される。

 

すると、私たちの生命力は、さらなるポテンションを発揮できるようになる、というわけです。

 

女性性と男性性の統合、和合。これはすべての人に共通した課題。

 

これを現実のものとするためには、まず、女性性が本来の力を想い出すことが大切です。

 

昨年から、何回もこんなお話をし続けてきました。

 

女性性の統合、成長が先なんですよ、誰にとっても、と。

 

その大詰めにあらわれたのが「黒百合」だったのです、「白百合」ではなく。

 

ちなみに「黒」には、保護、誕生、魔法、の意味があるそうです。

 

そう言えば一昨年マカオに行ったとき、生まれてはじめてブラックスワンを観ました。なんでもニュージーランドでは一番優雅な鳥とされているという説もあるみたいですよ。

 

そして、ブラックスワンのひなは真っ白、なんですって。

 

白が成長して漆黒に輝く。

 

お花ネタでこんなにもストーリーが膨らんでしまうのも、「地母神」意識のお蔭でしょうか。

 

すべての命の源、という意味ですから。

 

「地母神」の「地母」は「慈母」でもありそうですね。

 

創造の、源。

 

 

 

 

 

 

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