今度は足首ねんざ !

一か月ほど前、ぎっくり腰になりました。

 

今度は右足首の捻挫です。

 

こう続くと加齢による体力低下ともとれるわけですが、なかなかどうして。

 

ものの本によると、ぎっくり腰は完治するまでに大体一か月はかかるだろうとされていました。実際には10日ほどでほぼ完治、完全に大丈夫と感じたのはケガをしてから二週間です。

 

早いんです、はるかに治りというか、身体の戻り具合が。

 

たまたま、ケガの状態が軽症だったのでしょうけど。

 

そして、右足首ねんざ。愛犬・華実とのお散歩時、家の近くに私の大好きなホテルがオープンすることになっていて、嬉しさのあまりガラス張りの建物の中をのぞいた時に、「グキッ」とねじりました。その時はなんでもなかったのに、夜、ごはんを食べていたら、急に痛くなり。主人と話していたら、さらに症状が悪化。

 

そう、私にとって主人はストレッサーです。価値観も違い、ものいいも違い、なんだかんだと腹の立つ相手。

 

痛い、と言ってるのに突っかかる。

 

足に市販のシップ薬を塗り、自分でヒーリング。

 

それがきのうのこと。

 

夜中痛むかなと思ったものの、朝、意外にスッキリ。多少痛みはあったけれど、きのうの痛みがうそのよう。

 

力を入れると痛いのですが、自転車に乗って出かけることもできたし、洗濯物なども干せます。この分で行くと、明日にはほぼ元に戻れるんじゃないでしょうか。大事を取って、日曜日あたりに完全復活かな、と。

 

こちらもまた、たまたま軽傷だったんだと思うのですが、早いんですよね、痛みがなくなるのが。

 

私は幼い頃から、骨折、捻挫の大家で、今まで何度もケガをしてきましたが、こんなに早く元に戻ることはなかなかありませんでした。

 

おそらく、自然治癒力の働くスピードが格段に早くなっているのではないかと。

 

そう考えると、冒頭の「加齢による体力低下」はどうもあてはならない。むしろ、体力は上がっているのかもしれません。

 

ぎっくりの時もそうだったんですが、足首の捻挫も痛みの出る前に私は、太極拳、もしくは中国気功系体操をやっています。その時はまるで痛みはなし。その後で痛みが出る。

 

なるほど。

 

太極拳とか気功系体操は、一般に気を整えるものとされています。気を整えることによって、症状があらわれやすくなっているのではないでしょうか。もしもあの体操をしなければ、症状はもっと後になってあらわれる。あるいは本来あらわれるべき症状が体内に抑圧されてしまう。そんな可能性も考えられました。

 

つまり、気を整えることによって、ベストに導くための何かが体外にあらわれることがある、ということです。

 

以前、整体系の本を四冊ほど読んだのですが、その中にあったのは、体力が落ちるとあらわれるべき症状があらわれなくなってしまうと。症状があらわれるということは、体力のある証拠であり、その後に「治る」という状況が待っているということ、その後「より健やかに生きる」ためのステップなのでとても喜ばしいことなのだということです。

 

私の場合、それが気を整えるエクササイズによってあらわれたのではないかと、さすがに二回も同じ状況が続くと、そんな偶然もあるのかなと思えてきます。

 

それと、ヒーリング。

 

痛みの出た直後のセルフ・ヒーリング。これはその時には痛みが急激によくなることはありません。ただ翌日の動きが格段に軽くなり、結果、完治、治癒までの期間が短くなるのでは、と。そう、これが自然治癒力の働きを応援してくれているのかもしれません。

 

私は、自然治癒力に絶大なる信頼を寄せています。そんなものはない、とする説があるのも知っています。個人的には信じた方が自分が楽なので、かなり前から、この自然治癒力と仲良くする方法を選んでいます。

 

自然治癒力と仲良くする方法。

 

それは自然治癒力を放棄しないということ。自然治癒力が働きやすいように、外からさまざまなツール、薬剤を体内に取り込まないようにして、できるだけ自然に任せる、ということです。

 

例えば、お肌を過保護にして甘やかすと、せっかくのお肌の機能が働きにくくなる、という考え方がありますね。

 

これと同じ。身体を外からの道具で甘やかさない。

 

昨日はさらにプラスαがありました。あまりにも足の痛みが激しくて一瞬、「なんでこんなことに」と自分を責めたのですが、急に、「脳からの指令を変えよう」という意識がわいてきて、「もう大丈夫だから。ちゃんとあなたのメッセージは理解したから。だから痛みで私を護ろうとしてくれなくても平気だよ。ゆっくり休んで」と、足首あたりに話しかけるという方法を取りました。

 

もしかしたら、朝、ほとんど痛みがなかったのは、そのお蔭もあるのかもしれません。脳が「痛いよ、痛いよ」という指令を足に出すと言いますから。

 

私の言ってることは、まったく響かない人もいるでしょうし、ウンウン、と響く場合もあるかもしれません。

 

こうしたらどう ?  という気持ちではなく、私はこうしてみました、のお話なだけなので、どう受け止めるかはあなたの自由。

 

足首の捻挫って、ちゃんとメッセージがあるんです。そのメッセージを受け止めてしまいさえすれば、痛みを持続させる必要もなくなります。だからといって、痛めた個所が瞬時に良くなるわけではないけれど、長引く必要性はなくなります。

 

こういう考え方は「心身医学」と呼ばれ、ヨーロッパではきちんとした科学として認められたこともあるんだとか。

 

この考え方だと、必要以上に薬に頼ることもなくなるし、また軽いケガや病気なら、病院に行かずに癒やすこともできるもの。

 

私は、ここ10年くらいはこの考え方で、家族の健康を保てています。また、カウンセリングを受けてくださる人、そのペットの健康維持にも参考になる考え方です。いつもいつも病院頼み、お薬だのみ、サプリメント頼みだった私が、です。

 

そして、日本の整体も元々は、心と体は一つ、命を丸ごと整える、という考え方をしていたと言います。

 

もちろんさまざまなことがケースバイケース。絶対これだけが正しい、というものはないはず。

 

その中の選択肢の一つとして、私のような考え方もありますよ、というお話です。

 

こうやって、小さいケガが出るのはガス抜きとして悪くない傾向です。この時期、多少の体調不良はあってあたりまえ。いちいち、過剰反応は必要ないかもしれませんよ。

 

医療費、サプリメント代、その他もろもろ、バカになりませんものね。その分、他のものを買った方が、私の場合は満足度が高い。

 

健康に関する意識は、以前と比べてずいぶんと変わってきています。

 

自分の命は自分の意識で整えられる。少しずつですけど、その実感が増えています。

 

 

 

 

 

 

 

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