久々の桜林

雨が上がるとの予報に反し、かなりの雨と強風。

 

愛犬・華実との散歩道の林を潜り抜けると、そこにカラスがいた。

 

カラスがなくと縁起が悪い。そんなことを信じていたこともあったが、今ではカラスに親愛の情しか感じられない。

 

カラスが先導してくれたのか、久々に桜林の東屋に立ち寄る。

 

屋根があるのに、雨が吹き込むので傘をさしたまま。

 

はたからみたら完全に変な人だ。東屋のベンチで傘をさしたまま、桜の枝が風に身を任せる姿に見入る。

 

桜は、やはり美しい。桜は、やはり優しい。

 

数年前、桜の樹からメッセージが届いたことがあった。言葉ではない、なんとなく伝わってきた。妄想かもしれないし、統合失調モードに入ったのかもしれない。桜のこころはただただ柔らかかった。

 

「君はいつもそこに来てくれているね。他の人は花の季節だけなのに。君が来てくれるのを楽しみにしているんだよ。君はたとえ木枯らしの中でも訪ねてきてくれるから」

 

その感覚を頼りに、できる限り桜林には足を運ぶようにしている。

 

ここ一か月くらい、気持ちに余裕がなくて、桜林の椅子に腰かけるのもままならなかった。

 

風の流れを感じながら、桜を見ていると、文字通りこころが洗われた。何も聴こえなくてもかまわない、そこにいられるだけできっと私は幸せなのだから。

 

そこからの帰り道、チョコン、チョコンとカラスが姿をあらわす。

 

なんでもカラスに学べば、人生の風向きを読み、軌道修正できるらしい。

 

桜林で風に吹かれていたのはそのためなんだろうか。

 

また、カラスの存在は、創造と魂の象徴でもあるようだ。自然の神秘を創造し、形にするように促し、その創造と神秘は日常的にあること、誰にでも手が届くことを、あの鳴き声は伝えているんだとする説がある。

 

カラスといえば、あの漆黒の羽根。黒は闇夜の色で母性のシンボルカラー。闇が開ければ、あらたな創生が出現する。

 

できすぎな感じがするけれど、カラスは私たちの味方。自然の神秘と創造を感じさせてくれている。

 

こうなると、雨の中の散歩も悪くない。

 

そう感じて外に出てみると雨は大分小降りになっている。

 

雨からのメッセージでもあったのか、そのお役目を無事果たした雨は、まもなく小止みになるだろう。希望的観測。

 

 

 

 

 

 

※ 参考 『アニマルスピーク~自然の力を借りる』 テッド・アンドリューズ著

 

 

 

 

 

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