アンチ・エネルギーとの和解

 

和解シリーズ、特別意識についで、「アンチ・エネルギー」。

 

私は「アンチ」とか「対立」とか「反感」のエネルギーを悪いものと思い込みすぎていたようです。

 

例えば、アンチ・エイジング、という言葉があるのですが、あるホリスティック・ケアの先生はこうおっしゃっていました。

 

「年齢、加齢と闘ってはいけない、それらを楽しむのがベスト」と。

 

確かにあまりにも「アンチ」と思いすぎるとアドレナリンなどの不快ホルモンがでて、かえってエイジングが進んでしまう、という考え方があるんです。

 

その一方で、あまりにも「アンチはダメ」と思いすぎると、それは「観念」になるので、「アンチと思うこと自体いけないこと」と感じてそこに罪悪感が発生してしまう。罪悪感を感じれば分泌されるホルモンは不快ホルモン。

 

そう、アンチ、と思いすぎても、アンチはダメ、と思いすぎても私たちの心身にはアンバランスが生じる、ということがわかりました。

 

アンチと共感は表裏一体。同じエネルギーです。少しだけ光が足りないのが「アンチ」、光に満ちているのが「共感」、その差はグラデーションであって、まったく別のエネルギーということではありません。

 

アンチも共感も同価値です。

 

そもそも人間には闘いの本能がありますから、いやなものに対して「アンチ」感情を抱くのは自然なこと。

 

「アンチはダメ」も「アンチ」もほどほどに感じながら、上手に共感に向くように、そんなバランス感覚が必要なのかもしれませんね。

 

天秤の原理。どちらが重すぎてもバランスは崩れます。

 

どちらもあるんだよ、私たちの中には。でも暴走しないように気を付けよう。

 

それが一般に言われる「良い塩梅」。けっこうむずかしいけど。

 

なんでもかんでも肯定的なのがいいわけではなく、時には否定もあってあたりまえ。その両方の境はあいまいなのです。それに感じる人によっても変わってきます、「これはアンチだよね」と感じるような事実があったとしても、ある人は「いえいえ、共感でしょ」と言うように。

 

ここからここまでは「共感」エリアでここからここまでは「アンチ」エリアと言うようにクッキリと線引きされるものではありません。

 

「アンチ」ちゃんも私たちの大切な感情、意識の一つ。

 

そう思って抱きしめてあげよう、っと。

 

当和解シリーズは、かなり気持ちのいいシリーズです。

 

 

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※ 追記

 

愛犬・華実とのお散歩、海・うみの公園まで行ってきました。夜なのにかなりムシていて、華実は大丈夫かしら、とのぞき込むと、舌は出していますが、ステップは軽快です。

 

海・うみまで行くと完全に「気」が変わります、海・うみによって華実も私も癒やしてもらえる。海・うみはあらゆる存在の母胎、生命を生み出すグレート・マザーの象徴、これが分析心理学者・ユングの考え方。

 

母なる海といいますものね。お母さんの子宮&羊水のイメージでしょうか。どんなにムシ暑くても海・うみにたどり着ける日は幸せ気分が膨らみます。

 

「安心」「安全」な空間だから ?

 

 

 

 

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