ベランダのダリアの花、完全復活です。
葉っぱまでしょぼしょぼしていたのに。
これ、ダリアからのメッセージではないでしょうか。
一見「しょぼしょぼ」しているのは、実は再起に向けてエネルギーを蓄えていたからなんだよ、という。
私たち人間も同じかもしれませんね。
外からみると「しょぼしょぼ」、内側ではエネルギーがフツフツとわいてきている。
そう思うと、ちょっとしたつまづき、ちょっとしたアクシデント、それらは次なる一歩の布石だとわかります。そこであきらめてしまう必要はまったくない。
ダリアの花には、威厳をもって生きる、誇り高き孤高、のイメージが託されているんだとか。
私はダリアの「自尊」というメッセージがハートに響いていました。
自尊って自分を貴ぶ、という意味。
貴ぶには貴重という意味があるそうです。
もちろん尊ぶという意味もありますね、自分を尊重する、という意味の。
私たちはまず「自分」。その気持ちが誇りにつながったり、自分自身の威厳につながったり。そこを忘れて成長している場合がほとんど。だから生きづらくなる、自分を忘れてしまっているから。
その感情が「自己疎外」。自分を外に追い払ってしまった状況です。
自分を自分の真ん中に呼び戻しましょう、自分自身の意志で、力で。
ダリアの復活はそんなストーリーを私に与えてくれました。
※ 追記 当エッセイの前記事は2019年9月7日『ペナン、ドリアンの収穫』
気持ちい~い台風一過です。台風がくる前にこんな情報に遭遇していました。台風のエネルギーに同化して、自分の手放したいものを台風に持っていてもらえばいい、という。
台風がくる前、私は、自分の中の超ネガティブと向き合っていました。まだあったんだ、こんなネガティブが、と感じるレベルのもの。
それを台風に委ねる、という意思設定をして眠りました。
朝、気分爽快。本当に浄化してくれたんだ。
自然の猛威は時に私たちの生活を破壊するほどの力を蓄えています。一方、その力に委ねてしまえば、私たちの中のネガティブの浄化がなされます。彼らとひとつになる感覚。
自然の猛威を恐れるか、受け容れるか。恐れは男性性への脅威、受容は女性性への敬意、かもしれませんね。
ちなみに本日、2019/9/9。「9」のぞろ目、3並び。「9」は3の3乗、天・地・冥界を結ぶ軸、肉体と知性と精神性の統合をあらわす幸運の数、としている説がありました。「3」は精神的統合、対立の解消と調和を意味するんだとか。ダリアの意味する「自尊」とか「威厳」って、「統合」「調和」につながっている気がするのは私だけでしょうか。
参考 『ユング心理学へのいざない』 秋山さと子著