2019年の最後の大浄化

こちら千葉県北西部。すごい風です、ミニ竜巻ともいえるくらい。

 

そのお蔭で素晴らしい夕焼けが見えました。

 

2019年最後の自然霊からのプレゼントです。

 

風は地球の呼吸。地球の表面の大掃除をしてくれるもの、という考え方があります。

 

私たちがその風に吹かれると私たちのエネルギーの大掃除もしてもらえるんだとか。

 

こういう考え方は、風を自然霊による恩恵と捉えた場合。

 

現実的に考えて、突風はいやだ、被害でも出たら大変だ、という捉え方もありますね。

 

どちらもが正解。どちらで捉えるかは私たちの自由です。

 

私は、今回、前者で捉えました。大晦日、最後の最後に私たちの大掃除をしてくれる存在がいる、ということが嬉しくて仕方ありませんでした。もちろん何も被害が出ていないからでしょう。

 

私たちはちょっとした気分の違いで、自然を味方と取る時もあるし、敵ととらえる場合もあるものなのかもしれませんね。

 

さて、あの美しい夕景を目にしたお蔭なのか、今年最後、そして2010年代最後とも言える大きな手放しが始まっています。

 

それは、私たちには競争心があり、闘争本能が備わっている。だから利己的で当たり前なのだ、という現実を受け容れる、ということによって起こりました。

 

『私は冷たくて利己的な女』でお話したように、私たちは利己的な自分への怒りを相当抑圧しています。けれどそもそも遺伝子は利己的だとする説もあるそうです。確かに生物である以上私たちには生き残りの本能が備わっています。誰かに勝ちたい、誰かと闘いたい、という思いはあって当然。同時に自分さえよければ自分さえ楽しければ、という意識はあってあたりまえ。

 

それらが暴走しないように自分自身で調整することは大切ですが、それらをないものとして抑圧することは生物として不自然なことです。利己ばかりを追求するのは人としてどうなんだろう、と考える時もありますが、利己に走って当然なのです。そもそもがそういう生き物なのですから。それを無理やり抑圧するから、大変なことになるわけで。

 

これらの理屈がストンと腑に落ちました。

 

私たちはエゴな存在ですから、そもそも利他だけを追求することはエゴにつながります、偽善につながってしまうのです。もちろんエゴがゼロ、自我はまったくない、という場合は別にして。

 

年末最後、駆け込みでもあるかのように原始仏教系の本を読むことができました。

 

そこに確かに書かれていたのは、お釈迦さまの教えでは「自我」を否定したり嫌悪したり、という考え方はないとのこと。一体どこで「我」を捨てよ、という教えになったんでしょうか。

 

お釈迦さまの教えがすべてではありませんが、私はそのことを知って本当にこころが楽になりました。

 

真の解放、ですね、このこと自体が。2010年代のしめくくり、ここにも自然霊の存在が関与しているのかもしれません。私たちにはさまざまな思想があって、何が絶対、と一概に決めこむことはできません。が、少なくとも「利他」の教えがしみついている私にはこの考え方が何よりもの薬になった気分です。

 

2020年からの10年、私は自分の競争心も闘争本能も利己的な意識も全部ひっくるめて付き合っていこうと決心しました。それこそが私の想う自愛・self loveです。それでも利他はしっかり後からついてきてくれます。利他、利他と思いすぎる必要はないということみたいです。

 

大浄化とはリセットのこと。リセット・ボタンがおされた瞬間、私の中で新たな人生が始まっています。生物としての生命の営みが粛々と行われています。生命の歓びは、案外、こんななんでもないところにつまっています。あらためて私たちの命の仕組みのすばらしさに感動しています。

 

 

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※ 追記 当エッセイの前のエッセイはこちらです。大晦日に届いたプレゼント !

 

届くもんだな、次から次へと。一旦流れが見え始めると、自然に必要なものが必要な時に届くようになります。本当は今までも届いていたのかもしれませんが、気づけなかった。やっと流れのままに生きて行けそうです。本来の、愛の流れに身をゆだねて。

 

2019年は私にとって「大浄化」の一年でした。そこそこの体調不良もありました。すべて、これからの私の人生にとってプラスになるものだと、今、確信することができました。

 

 今確認したら当エッセイのカテゴリー・テーマ『ひかりのしずく第2章 1  自愛 self love ・至福・自然・阿部佐智子』、この記事88個目です。ブラボー !

 

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