4月の花模様

わがやのベランダ・ガーデン。

 

満開です、ボリューミー。

 

ビオラ、パンジー、ストック、スイート・アリッサム、ガーデン・シクラメンなどなど冬春の定番アイテムが元気いっぱいに花開かせています。

 

ゼラニウムは多分四季咲き。こちらはピンクと濃いピンク、ピンクの方が優勢です。それと八重のスノー・ポールも元気です。ビオラと一緒に植えられたチューリップの球根、ショップさんで購入したもの、こちらからは赤と黄色のコンビのチューリップが二本咲いてくれています。

 

葉牡丹はすごいです。葉牡丹はあのキャベツのような姿は実は葉っぱ。そこからニョキニョキと茎がのび、菜の花のようなお花が満開。まだまだ蕾もたくさん。なので満開ではないですね。ただ妙に「宇宙」的なことを感じるのです。あのお花はアンテナで、葉牡丹の精は宇宙と交信しているんじゃないか、って。ま、妄想レベルの話です。

 

とにかくみぃんな元気いっぱい。さらにオリーブの木とたぶんシマトネリコ。実はシマトネリコとトネリコの違いがいまだにわかりません。なので「たぶん」。こちらは一回黄色くなって枯れかけたので思い切って大手術。そう、剪定を思いっきりしたのでもう無理かな、と思ったもの。ところがなんと !  キラキラの葉っぱが今、ものすごい勢いで伸びてくれています。

 

一説によると、北欧神話ではトネリコは「宇宙樹・世界樹」とされているんだとか。う~ん、なかなか、なかなか素敵ですよね。シマトネリコ、その花言葉は威厳、偉大、服従、思慮分別、高潔、荘厳、などなど。いずれも精神性の高さをあらわしているような。その中に「服従」とあるのは聖なるものとの一体感という意味でしょうか。

 

わがやはマンションですから、ベランダいっぱい、といってもその数はしれたもの。実際にはベランダの一部分でのガーデニング。お花も定番中の定番みたいなものばかり。それでもそこに、ちゃんと生命の営みがあって、例えば復活してくれたシマトネリコは生命力、自然治癒力の証明をしてくれているわけだし、花たちは一度はヒヨドリに食べられてハゲ状態になったのに、だからこそやっぱり自然治癒力が働いて、一つ一つのお花が今はてんこ盛り状態。

 

これが植物の力、自然の力、生命の力。

 

今年は気分も鬱々としがちだけど、それはそれで感じるとして、私はお花たちに本当に元気をもらっています。ガーデニングの趣味、一度はやめかけたけれど復活してよかった。

 

小さな花畑、花園。そこには微生物も生きていて、ちゃんと菌も生きていて。そういう中に小宇宙を見出した日本初のエコロジストとされる南方熊楠の精神のカケラくらいには触れさせてもらえるのかな、と私流の自然生活、楽しんでいます。

 

このお花たちをみて、宇宙とかスピリチュアルとかまったく興味のない主人が、「すごいね、小宇宙だね」と言ったことは私にとっては大きな驚き。

 

100%のナチュラリストとかエコロジストには到底なれないけれど、ちょびっとだけの自然生活はマンション住まいでも楽しめます。確かにお金と手間はそれなりにはかかるけれど、でもそれを上回るエネルギーと幸せをもらっている気分。

 

いいですね。春爛漫。どんな時でもちゃんと季節は巡っています。

 

 

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※ 追記 当エッセイの前のエッセイはこちらです。雪の精がハート型の花びらの桜に逢わせてくれました

 

ガーデニングをお休みしていた時はお部屋に切り花を飾っていました。それはそれで楽しかったけれど、私には土と近い生活があっているようで、ガーデニングの方が歓びが大きいことに気づきました。

 

ガーデニングは季節のうつろいがわかるし、また宿根の花や木などから「巡り」のサイクルとそこにまつわる生命エネルギーのようなものをダイレクトに教えてもらっています。

 

植物があると鳥も集まる、アブやハチ、蝶々などもやってきてくれます。小さな小さな自然園。だけど歓びは大きい自然の恵み。

 

 

 

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