時空を超えて、次元を超えて ~ モンキ蝶とクロアゲハのもつれ

朝、外出をしようと自転車にのって走り出す。

 

モンキ蝶が突然姿をあらわしハラハラと宙を舞う。

 

いつも思うのだが、蝶々は時空と次元の両方を超えて瞬間的に私たちの前に姿をみせているのではないか、と。

 

確かモンキ蝶は「未来の私」が「この先あなたにいいことがあるよ」と伝えるためにあらわれると聴いたことがある。モンキ蝶はひかりの中でひときわ輝きを増す、まるでゴールドの粒子のように。

 

きのう、家の近くの植物園チックな公園で巨大なクロアゲハに遭遇した。クロアゲハ ?  いつもよりサイズが大きく羽根もベルベットのような光沢と厚みがある。

 

もしかしたら、と調べてみたら、クロアゲハというよりカラスアゲハなのかもしれない。

 

一般的に蝶々と言えば、日向の明るいところを好んで飛んでいる印象がある。ところが、クロアゲハは林や山などの日陰がたくさんある薄暗い場所を好んでいるんだとか。

 

確かにきのうのクロアゲハ、あるいはカラスアゲハは公園の中でも樹々がうっそうとした薄暗い場所にあらわれた。

 

蝶々の中にも「陽」を好むもの、「陰」を好むものがいるということか。

 

この時の「陰陽」は表裏一体、いずれもの間にヒエラルキーは存在しない。

 

ただよりひかりの多いところを好むか、それらと比べるとよりひかりの少ないところを選ぶか、の違いだ。

 

クロアゲハはモンキ蝶などとくらべるとより薄ぐらいところを好む。

 

そっか、昨日の朝、わがベランダにごく普通の「アゲハ蝶」が来て花の蜜を吸っていた。

 

わがベランダにクロアゲハが出没したことはない。そういうことか。

 

記憶をたどると、愛犬・宇宙・そらと散歩に出かけ、マンションの敷地内の一角に目をやると大きなクロアゲハがいたことがあった。その場所は木が数本重なっていて日陰になっていて普段はあまり目にしないところ。

 

宇宙・そらがオシッコをしたのでふと顔をあげた時に私ははじめてその「空間」を認識した。

 

きのうのクロアゲハがカラスアゲハだったとして、それでも黒いアゲハ蝶ということで話を進めると、過去何回か記したように「クロアゲハ」は宇宙根源エネルギーとしての「瀬織津姫」概念の化身とされている。

 

私の中では「瀬織津姫」は羽衣を身に着けた天女ではない。宇宙システムとしての「概念」としての記号である。

 

「宇宙根源エネルギー」でありながら、その存在はこの世から消されたものとされている。一説によると、再び脚光を浴びるその時のために、「自ら」一旦身を隠したとも言われている。

 

その化身である「クロアゲハ」は薄暗いところを好む。そのエネルギーは「陰」。私は数行前でこう記している。

 

【愛犬・宇宙・そらと散歩に出かけ、マンションの敷地内の一角に目をやると大きなクロアゲハがいたことがあった。その場所は木が数本重なっていて日陰になっていて普段はあまり目にしないところ。

 

宇宙・そらがオシッコをしたのでふと顔をあげた時にはじめてその「空間」を認識した。】

 

森羅万象全宇宙を司るエネルギー概念は、実は薄暗いところにひっそりとたたずんでいて、そこは通常日の当たらないところ。気がつかなければ見過ごしてしまいがちな存在。

 

私たちは往々にしてキラキラと輝く「いかにも」な存在に目を奪われがちだが、実は「本物」というのは意識して「注目」しないと「陽のあたらない」ような、そんな「薄暗い」「陰」のエネルギーをもっていながらも同時に「明るい」「陽」のエネルギーそのものも包括してもつれあっているものなのかもしれない。

 

 

「薄暗い」「陰」のイメージが潜在的に植え付けられているからなのだろうか、クロアゲハを不吉の象徴ととる説もある。

 

私はクロアゲハに遭遇して一度もその後いやなことが起きたことはない。

 

「黒」に対して「不吉なもの」「悪いもの」「死者のイメージ」という認識をしていないからかもしれない。

 

今回「クロアゲハ」ではなく、もしかしたらより黒い「カラスアゲハ」と遭遇できたのは、私の中の「黒い」部分の受容と解放がうまい具合に進んでいるよ、というメッセージを私が感じ取る時がきたからなのかもしれない。それを放ったのは、おそらく「大宇宙、そして小宇宙」双方。

 

蝶はおそらく時空を超えて瞬間移動できる存在。同時に次元を超えて異なる次元を行き来できる存在。

 

そのためにあの美しい「翅」が授けられている。

 

たぶん、私たちのいのちにも。

 

そこには目にはみえないけれど確固たる量子のもつれが存在しているのではないだろうか。

 

 

 

 

※ 久々に「参考資料」をみずに執筆してみました。

 

一説によるとクロアゲハは亡くなった存在の魂、という捉え方もあるそうです。

 

お盆、という時節柄、でしょうか。

 

もしかしたら「宇宙システム」による幽界の均衡作業が順調に進んでいるよ、のメッセージなのかもしれません。

 

最後に念のため「モンキ蝶」の画像を確認しました。今朝遭遇したのは「キチョウ」ともよばれる「キタキ蝶」の可能性もありそうです。いずれにしても「黄色い蝶々」としてお話を進めました。

 

日の象徴でもある「黄 = ゴールド =陽」と闇の象徴でもある「黒 = 陰」のもつれ。

 

 

 

 

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