マスク鬱から自分を守る方法

「マスク鬱」、勝手に名付けました、マスク・ストレスによる鬱傾向のあらわれ、という意味です。

 

ここ数日、マスクをしてうつむきながら歩いている人数人に遭遇しました。外を歩くのにそれこそ「鬱々」とした感じが伝わって来そうなほど。たまたま、ならいいんです、私の勝手な勘違いなので。

 

もし、本当に「鬱々」を感じている人がいるとしたら、マスクについていろいろ調べてみるといいのではないか、と。

 

数日前、発達障害のお子さんの56%だったかが、マスク着用に対して大きなストレスを感じている、というニュースをどこかで目にしました。

 

発達障害。私も日常生活に支障はない範囲ですが多動性の傾向があります。マスク多彩、多様性の時代でお話していますけど私は閉所恐怖症傾向、マスク・アレルギー傾向なんですね。なるほど、ここで点と点がつながった。そう、私は「ワガママ」でマスクが苦手なのではなく、「多動性傾向」の脳がマスクとの相性悪し、と訴えてくれていたということです。いわば動物としての「防衛本能」。これを我慢して無理やり「ルールだから」という気持ちでマスクをし続ければまちがいなく私のメンタル・バランスは崩れるでしょう。マスク鬱。なぁんだ、私自身のことか、と腑に落ちてしまいました。

 

そもそも論でマスクについて調べてみてはいかがでしょうか ? 日本だけではなく海外の情報も。

 

私は早い段階で「マスク強制、強要」に違和感を感じていたのでマスクのメリット、デメリット、すぐに調べました。マスクの転売とか高値販売とかはっきり言って「集団ヒステリー」のあらわれですものね。

 

そういうことを一つずつ丁寧に調べてみると、自分にとってベスト、まではいかないまでもベターな情報はなんなのか、が明確になってきます。

 

私がマスクに対しての「違和感」を感じられたのは、今思えば私の脳に多動性という障害があったから。そう、つまり、「多動性傾向」ではあるとしても今回私のメンタル・バランスの崩れを事前に防ぐように働きかけてくれたのが一般的に「障害」と呼ばれる脳の異常「発達障害」だった、ということです。「発達障害」と聞くと、何かとてつもないハンデのように感じる場合もあるかもしれませんが、私の考え方では、ほぼすべての人に何らかの「発達障害」があると捉えています。気づくか気づかないかの違い。

 

私自身も「もしかして多動性 ?」と気づいたのはここ数年のこと。自分ではあまりにその症状とピッタリだったので笑ってしまいましたが、主人はその現実をなかなか受け容れられませんでした。保守的な考え方をする主人にとって、妻である私が「発達障害」だなんて、あってはならないこと、と感じているんでしょうね。

 

この辺が男女の差なのか、主人がとりわけ保守的な環境で育ったせいなのか。いずれにしても「障害」とつく、そのことをなかなか日本人は「Gift」だと捉えられず、「大きな欠陥」と感じてしまうから、だと。私自身は、例えばベランダに洗濯物を干しに行って、やりっぱなしのままお花に水をあげたり、あるいは食洗器に入れて洗った食器を途中まで出してそのままお風呂場に行ってお風呂にお湯を入れたり、まぁ、その程度のことは日常茶飯事なので、ちょっと不便ではあるけれど、さほど問題は感じていません。

 

今回のマスクに関しては、この一般的には「欠陥」と取られる「多動性」が私を救ってくれたわけで、人間の身体の仕組みというのはよくできたものだな、と感じているくらい。

 

さて。実際マスク鬱になってしまったら辛いのは自分です。私、以前、父が躁鬱病にかかってその時に引っ張られて軽い鬱病になったことがあるので、よくわかります。

 

もちろん、会社などである程度の我慢をしなければいけない状況はあるかもしれませんが、周りに理解してもらうことでマスクを常にしていないといけないという状況を緩和できるかもしれませんよね。

 

真面目に、良い子になって「鬱」になってしまったら元も子もありません。ベストは見つからなくてもベターは見つかるはず。自分の命、心、身体を守るために、丁寧に情報を探ってみてはいかがでしょうか。そのうえで、どこで折り合いをつけるか、さまざまなシーンで調整しながら。

 

マスク多彩、多様性の時代 でもお話していますが、個人的にはマスクに対しても「自分軸」で生きる時代に入ったんじゃないかと感じています。

 

自分と異なる考え方の人を攻撃しない。お互いがお互いの意思や立場、事情を尊重する。そういう、アドラー心理学理論でいうところの「課題の分離」を学ばせてもらっているんじゃないでしょうか、今のこの状況は。同時に「発達障害」に対する理解を深めるチャンスかもしれません。

 

ご自身がアスペとか自閉症とか、もちろん多動性も含めて「まったくゼロ」というわけではないことを、この時に受け容れることができたら、これからの生き方に「より良い」変化があらわれるはず。発達障害はお子さんだけに関する課題ではありません、私たち大人一人一人に関する課題であり、もっと言えば全国民に共通した課題である、と言っても言い過ぎではないでしょう。現実から目を背けない。

 

そうそう、実は主人もまた「多動性」傾向なんです。私とはそのあらわれ方が違うだけで。それでも私たちはフツーに過ごせていますよ。フツーって何 ?  のツッコミはおいといて。

 

 

 

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※ 追記  当エッセイの前のエッセイはこちらです 自分の念、他者からの念、大掃除しました !

 

すごいです、ここまで書いたら地元の防災放送が「コロナ警報」についてアナウンスしています。「誰か視ているの ?」ってタイミングですよね。

 

この防災放送っていろいろな種類のものがアナウンスされるんですが、なぜかコロナは男性がアナウンスするんです、他のはたいてい女性なのに。

 

コロナ鬱、マスク鬱、感受性の高い人ほどセルフ・ケアが大切です。情報は多面的に捉えて、ウノミにしない。最終的に自分のハートに「イエスorノー」を確認する。

 

私はHSPといって外からのエネルギー情報の影響を受けやすい体質です。だからこそセルフ・ケア、セルフ・メンテを真剣に考えています。身体だけではなく、心もエネルギーも。

 

自分の命を守れなくて誰の命が守れるんでしょう。まずは「自分」 !

 

 

 

 

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