愛猫、謎の大脱走、の巻 !

愛猫・海・うみが脱走をしました。

 

どうやって出て行ったのかまったくわかりません。

 

海・うみは私に話しかける時と宇宙との交信時、明らかに鳴き声を使い分けます。

 

私に対しては、それはそれはプリチーな鳴き声、宇宙との交信時は、かなり強いトーンではっきりと。しかもしゃべり続けるのです。宇宙との交信だ、というのは私が勝手に決めたこと。

 

先代猫・海・かいは毎朝キャット・タワーの最上段で宇宙と交信していました。海・うみにはその習慣はありませんが、時々甲高い声で誰かとしゃべり続けるのです、突然。

 

きょうはずいぶんと交信が長いな、何を報告しているんだろうとリビングに向かったら、「あれっ ? 海・うみ、ここにいないんですけど」。それでも鳴き声はまだやまず。「ん ?」、そう思ってレースのカーテンを開けると、なんと海・うみりん、ベランダに座っているではありませんか。

 

「いつ、出たの ?」「どうやって出たの ?」まったく不明。

 

それでも「中に入れて」と大きな声で鳴き続けているなんて、なんてお利口さんなんでしょ。おそらく5分近く鳴いていたと思います。これが海・かいとの違い。海・かいは玄関から脱走したことがあるんですが、その時は愛犬・華実と一緒に階段で階下まで降りて、華実は知らない人に「捕獲」され管理事務所に届けられ、一方海・かいは階下のお宅の外廊下側の窓をカキカキして「開けてくださいニャ~、いれてくださいニャ~」と半ばパニック。

 

海・かいちん案外ビビりね、と感じた瞬間、でした。海・かいはすでにあちらの世界に還っています。海・うみはベランダに脱走しても私がすぐに捕獲するため、その手のアクシデントは起きたことがないのに、きょうはなぜかベランダに出ていたのです。

 

ん ~ ?  何もかもがミステリー。

 

それでも「お家に入れて~」とずぅっと鳴き続けていた海・うみ。はっきり言って「おりこうさん」としか言いようがありません。ベランダの柵を飛び越えて階下に降りることもできるのにそうしなかった。

 

つくづく感じていたのですが、海・うみの方が海・かいよりも本能が強いのです、いざという時、「えっ ?」と思うほど賢い行動をとってくれます。海・かいはラグドールちゃんでブリーダーさん出身。王様然としたたたずまいは私の大好きなところなんですが、やっぱり「家猫」の血が強いのではないかと。一方海・うみはラグドールと日本猫のミックスちゃん、わが家に来るまでに二軒のお家に寄り道をしてきた苦労猫さん。その分、「生きる知恵」が半端ではないような気がするのです。そう、サバイバル能力が半端ない。

 

そうそう、海・かいはベランダに脱走してお隣のお家のベランダまで入ったことがあるんですね。海・うみはそれをせずにちゃんとお家に戻ろうとした自分自身の意思で。

 

お家に入るなり、食べ残しのごはんをパクリ。やっぱり海・うみは大物だ。

 

海・うみって前の飼い主さんに「神経質だからなつかないかも」と言われて家に来たコなんです。確かに最初は神経質でした、けれど2~3週間でこころを開いてくれて、以来華実とも仲良しになってくれて主人にベッタベタ、私に対しては母のようにふるまう、そんな素敵なレディに変身してくれました。まだまだ海・うみの潜在能力は開くはず、可能性無限大の猫さんだと感じています。

 

海・かいは海・かいでとてつもなくハートのでかいコだったけれど、海・うみは全然異なるアプローチでそのハートのでかさを私に見せつけてくれています。

 

いゃあ、それにしてもどうやってベランダに出たんだろう、それにしてもよく脱走しないで家に戻ってきてくれたものだわ、と、スーパーな海・うみにメロメロ、というお話です。

 

 

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※ 追記

 

前エッセイエネルギー・リセットのサイン続々 !で、今朝Googleのアカウント表示が勝手に変わって今使っているメールとは異なるメールが受信されていた、とお話しましたよね。

 

そのメールの下書きになぜか一通だけ残っていたのが、私の幻の名著 !? となった『にゃんこのハッピー健康法』に使われる予定のイラストだったんです。もちろん「猫さん」。

 

その日に、海・うみが謎の脱出劇。「犬猫ちゃんの魂の解放」の言葉が夜中に突然浮かんできたときも、海・うみが私のお腹にドスンとのってきています。

 

さらにきょうの愛犬・華実とのお散歩、二歳のキャバリアちゃんのママさんがそのコを連れて行ったと話した病院が愛猫・ぴぴまろと愛猫・海・かいが病気になって苦しんだ時に行った動物病院のうちのひとつだったのです。

 

なんかある、まちがいない。なんなんだろう、このストーリーに隠された「シンクロ」の秘密は。

 

よろしかったらこちらもあわせてご覧くださいね。多分、今、本当に新たな扉が開いているんだと思いますから。

 

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