心理学と東洋思想の融合、という次なるお題が届きました

さて、いよいよという感じで心理学と東洋思想の融合、統合というお題が届きました。

 

心理学については初のフロイト理論の登場です。私は心理学を専門的には学んでいないのですが、なぜか自然に「ユング理論」メイン、「アドラー理論」サブ、という形で「心理学回路」が勝手に開いていたのです、私の中で。特に「ユング理論」はかつての私の人生を救ってくれた力を保ちつつ今も私の中で息づいています。一時はかなり信頼を寄せていましたが、2019年8月17日にユング学校、卒業というお話をしています。距離感を置きながらも、なぜかそれからもずっと「ユング理論」のサポートが入っています。

 

フロイトは何でも「セックス」に結び付けるという点もあってなのか、私自身あまりハートに響くものがありませんでした。ところが突然の「フロイト説浮上」のタイミングがきょう訪れました。

 

それは「トイレ・トレーニングと心理学」という単語で検索して、そこに書いてあったことがまさしく、と個人的にハートが共鳴しまくってしまったことによります。

 

簡単に言ってしまうと、トイレ・トレーニング時の母親の対応によって私たちの性格が形づくられる、という理論。そこに「創造性」「芸術」といったキーワードが関係していました。

 

芸術による魂の洗濯でお話しているように、私は「芸術に触れると魂、命の洗濯がなされるようだ」と感じています。その流れなんでしょうか、トイレ・トレーニングこそに私たちの芸術性のパワーが関与しているという驚きの事実との遭遇。フロイト理論のベースは「セックス」ですが、その部分を外しても素晴らしい理論が展開されていることがわかりました。

 

元々ユングはフロイトの弟子でもあり、結果的に仲たがいをしてしまいましたが、お互いにお互いの「闇」を自分のものとして受け容れられなかったという共通点があるのでは、と個人的に感じていました。実は共通の理論も多いのではないかと。きょう遭遇したフロイト理論に関しても、おそらくこの辺りの理論はユングも納得していたのではないかと感じられたのです。

 

あえてここではトイレ・トレーニングと芸術性の関係について触れませんが、私自身のものすごく深いところでの「課題」が明確になり、同時にそのリセット・ボタンがおされたことを確信しました。とすると、この理論は決して私だけに向けたものではないはず。かなり多くの人に向けた共通項ではないか、と感じたのです。

 

以前ホリスティック・ケアと心理学の融合を考えていましたが、ホリスティック・ケアはどうしても治療の観点が優先するので、治療家ではない私にはちょっと荷が重いな、と。その進化版が「心理学と東洋思想の融合・統合」という形であらわれて来てくれたようです。

 

そもそもユングは、キリスト教圏の人物ながら晩年はかなり東洋思想に傾いていました。ユング自身ヨーガを生活に取り入れていましたし、仏教や中国の道家思想にも深い関心を寄せていたのです。また日本でのユング派第一人者である河合隼雄( 敬称略 )も心理学と仏教との融合に力を入れていました。

 

私は東洋思想を仏教と限定するのには無理があると感じていて、むしろ道家思想・陰陽思想などにハートが響く方なので、その辺を女性の視線で考えるとどうなるのか。多分そのあたりが私に届いたお題の意味なのではないでしょうか。

 

心理学者でも宗教学者でも哲学者でもない私がこんなことを言うのはなんですが、だからこそ生活者目線が生きるのではないかと、このお題の意味をかみしめています。

 

「犬猫ちゃんの魂の解放」というお題が届いたのが11月18日のこと。以来、私自身の「解放」続きできょうにいたりました。

 

この二つのお題の融合こそが、2020年に向けた阿部佐智子の課題だということみたいですね。

 

日本では禅がブームになって久しいのですが、禅だけで人生をとらえようとすると私たち一般人には何らかの無理が生じるケースが少なくありません、私の体験上だけの話ですが。禅の要素も踏まえながらの道家思想、陰陽思想と心理学の融合。壮大すぎてむずかしいかなと感じますが、シンプルにそぎ落としていくと案外おもしろいものになるかもしれません。そこに自然の一部である犬猫ちゃんが加担すると、本来の意味での「自然・じねん」の感覚に近づくのではないでしょうか。

 

実はここ数日、私の中の「東洋思想」「東洋医学」系回路が勝手に開通しつつあったのは、きょうのこのお題のためだったみたい。私のこの考え方だと病気や死は悪いもの、忌むべきものとの視点はなくなります。その辺のお話、以下でもしていますのでよろしかったら併せてご覧になってみてください。

 

病気の概念 逆転 !

 

心理学は日本ではまだまだ一般的ではないのですが、「自分をみつめる」「自己を統合する」「自分を受け容れる」といった意味での「自己愛」の育み方としてはかなり有用に作用してくれるメソッドです。

 

私たちが犬猫ちゃんを選ぶ時にも、それなりの心理作用が働いている、と解説している心理学本もあるくらい。

 

心理学にもいろいろなパターンがあります。その中で割と「深い」捉え方をしているのがユング心理学の特徴です。最初から東洋思想が取り込まれていることも日本人にはなじみやすいところでもあるはず。もちろん何がなんでも「ユング理論」にあてはめる、という意味ではありません。

 

ほどほど。ゆるゆる。適当。いい塩梅。が私のベース。みんなちょこっといいこどり。ゴーヤチャンプルーみたいなメソッドができあがるんじゃないでしょうか。

 

 

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※ 追記

 

愛犬・華実とのお散歩時にタンポポの花に遭遇しました。

 

タンポポの花ことばは「真実の愛」なんだとか。ちなみに黄色(ゴールド)には「太陽」「完成」の意味があり、その他にも「コミュニケーション、楽観、ひらめき」の象徴とも言われているそうです。

 

うん、力強い生命力を感じますよね。

 

 

参考 『アニマルスピーク~自然の力を借りる』 テッド・アンドリューズ著

   『ユング心理学へのいざない』 秋山さと子著

 

 

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